Safariの拡張機能とは
Appleのページを見てみるとこんな風に書いてある。
Safari App では、機能拡張をインストールしてブラウザの機能をカスタマイズできます。例えば、機能拡張を使えば、ショッピング中にクーポンを見つけたり、Webサイトでコンテンツをブロックしたり、ほかのAppの機能にアクセスしたりできます。
こうしてみるとなんかいろんなことができそうなすごいやつっていうイメージが湧いてくるけどあれですね、ブラウザの拡張機能です。パソコンで使っているブラウザにいくつか拡張機能入れて使っていますよね、あれです。
iPhoneでSafariの拡張機能を使う方法
iPhoneのSafariで拡張機能をインストールする方法は簡単。AppStoreでアプリを検索するのと同じように検索してインストールすればいいだけだ。
何を検索していいかわからない!っていう場合には設定のSafariから機能拡張と進めばアプリストアで拡張機能を見ることができる。
「機能拡張を追加」をタップするとストアが開くからそこで何か欲しいものがあれば追加してみるといいだろうね。
機能拡張を有効化する
ブラウザの拡張機能と同じように追加しても有効化しなければ使うことができない。使いたいものをインストールしたら「これらの機能拡張を許可」から有効化したいものを選択してONにしておこう。
まあ最初はインストールからだね。とはいってもどんな拡張機能があるかわからないから、どんなのがあるか見てみよう。
iPhone - Safariから無料で使える7つの機能拡張
AppStoreでSafariの機能拡張を見てみるとそこまで数はないですね、数個程度。MacのSafariでもそうだけど、Safariって拡張機能少ないからそこはまあなんとも言えない感はある。ChromeやFirefoxと比べると圧倒的に少ない。
とはいえiPhoneではSafari使ってしまうっていうことも多いよね。無料でどんなものが使えるのか見ていこう。
1Blocker
1Blockerはブロックしてくれるコンテンツブロッカーというものです。トラッカーや広告をブロックしたりサイトをブロックして表示してくれなくしてくれたりする。
色んな項目にチェックを入れてオンオフを切り替えられるようになっているんだけど、これが実際に有効になるのは1Blockerのアプリ内の項目もオンにした時。
例えばアダルトサイトをブロックしたかったら、iPhoneの設定で[1Blocker-アダルトサイト...]っていうのをONにして1Blockerでは[アダルトサイトをブロック]っていうのにチェックを入れないといけない。
iPhone側でON/OFF切り替えられるからそれでブロックしてくれるのかな?と思いきやアプリ内でも設定しないと有効にならないから注意だ。それと無料で使うことができるのはどれか一つのフィルタだけです
ただコンテンツブロッカーは他にもいくつか種類がある。別に機能拡張から選ばなくてもいいんだよ、普通にアプリとしてインストールしてSafariのコンテンツブロッカーとして追加してやればいい。AdGuardなんてなかなか良いです。
ちなみにコンテンツブロッカーは複数使えます。
Web Inspector
WebInspectorはエンジニアの方なんかはよく使うWebページのHTMLなんかを表示してくれるやつ。パソコンでSafariを使っているなら右クリック→要素の詳細を表示、Chromeなら検証でこんな画面になる。
これをiPhoneのSafariでもやってくれるのがWebInspectorっていうもの。見たいページを開いたら、アドレスバーの左をタップして[WebInspector]をタップ。何か許可する必要があるかもしれないけど、パソコンと同じように見ることができる。
うーんまあ普通は使わないと思うからなんとも言えない。そういえば同じようなので、ショートカットでギャラリーの中にWebページを編集っていうWebページを好きにいじれるものもあったよね。
Momentum
MomentumはTodoを管理することのできる機能拡張。ただ管理といってもかなりシンプルなもので、Safariを開くとタブの中でTodoを見たり追加したり編集することができる。
ちなみにこんなふうに書かれている通り、Safariを開くとこんなページになって毎回開くごとにTodoを確認したり天気、時刻などを見ることができる。
Replace your Safari start page with a personal dashboard featuring to-do, weather, and inspiration.
ちなみに真ん中というかちょっと下にある部分に今日はこれに集中するぞ!っていうものを設定することができる。
Safariを開くたびに自分が今日成さなければならないことを訴えかけてくるようになるということですね。まあブラウザ開いた時でさえもTODO確認したい!っていうならいいけど、自分はいいかな・・・
Svadilfari
SvadilfariはSafariでジェスチャーを使って操作することができるようにしてくれる機能拡張。Safariで開いたWebページに何か指で描けばタブと閉じたり開いたりすることができる。
用意されているジェスチャーはいくつかあって前や後のタブに進んだり、タブを複製したりといったタブ関連のものだね。それ以外に何か作るとしたらリロードやURLをコピーといったこともできる。
もちろん自分で好きなようにジェスチャーを作ることはできて、JavaScriptの実行もできる。自分でジェスチャー作ることができるっていうのは嬉しいですよね、それにJavaScriptが使えるならできることは無限大。
StartPage.ai
StartPage.aiはSafariのタブ管理に関する機能拡張で、Safariを開いたときに最近使ったタブを羅列して表示してくれるというもの。
うん、まあこんな感じで表示してくれる。それぞれ表示されているのがタブだから、タップするとそのタブに切り替えてくれるといったものだね。
ただ正直これ別になくても良くないだろうかと思ってしまったのは自分だけだろうか。タブって普通に分けて表示されるしなあ・・うーん・・・。
Fokus: Text Hilightning
Fokusはその名の通り、テキストをハイライトしてくれるもので、長押しした部分以外を暗くしてくれる。左がFokusを使っていないバージョンで右がFokusを使ったバージョン。
Fokus使うと自分が見ようとした範囲が際立っていますね。うーんまあお洒落っていう感じですね。ただなんというかすごい個人的な感想なんだけど、別に使わなくてもいいよなあ・・・とか思ってしまった。
まとめ
今回AppStoreで紹介されていた無料で使える以下のものを試してみたけどどうだっただろうか。(1Passwordは無料で使うのは無理だったね・・・)
- 1Blocker
- Web Inspector
- Momentum
- Svadilfari
- StartPage.ai
- Fokus: Text Hilightning
個人的には正直書くとうーーん・・・って思うのがあったりもしたけど、Web InspectorとSvadilfariはありかなという感じ。特にSvadilfariは色々できそうで結構面白いことできるかもなあっていうところ。JavaScript使えるのが強いね。
iPhoneのSafariで使うことのできる拡張機能はこれからも出てくるだろうから、どんなものが出てくるのか楽しみに待っていたい。